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ステンドSpeed工法
内装工事、特に化粧板類の接着工法に用いられる固定材料として、従来は、接着剤と仮留め用両面テープの2種類を使用する併用工法が主流となっていました。しかし、このたび㈱エーアンドエーマテリアルは、特殊接着両面テープ「ステンドSpeedテープ」のみで施工を可能とした「ステンドSpeed工法」を開発し、2018年11月に上市、同年12月より販売を開始しました。
この工法は、化粧けい酸カルシウム板をはじめとする化粧板類のステンドシリーズ等、当社品専用の接着工法として、長期耐久性および耐震性を考慮し設計された省力化工法です。接着剤を使用しないことで作業性の省力化による作業スピードの向上が得られ、使用済み接着剤カートリッジなどの廃棄物の低減が可能となるなど、建築業界の喫緊の課題である工事現場での人手不足問題や労働環境の改善にも寄与できます。2020中期経営計画のグループスローガンとして掲げられた「持続的な発展を実現し、企業価値を高める」や、国連で採択された2030年までに解決すべき国際社会の課題である「持続可能な開発目標(SDGs)」に対する取り組みに通ずる新工法となります。
施工後の安全性も実施済み
① 接着性
せっこうボード下地とした実験を行い、十分な接着強度を確認しています。下張り材をせっこうボードとした実験では、せっこうボードの紙が破れます。
② 動的変形性
地震を想定した水平変位試験にも十分な性能を発揮することを確認しています。