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低炭素社会の実現に向けた
LNG燃料船タンク保冷工法開発の取り組み

アスク・サンシンエンジニアリング株式会社では低炭素社会の実現に向けて、LNG燃料船タンク保冷工法の開発および環境に配慮した材料を使用して施工した工法開発に取り組んでおります。

船舶業界では、地球温暖化防止に関する国際条約の要求事項である低炭素社会の実現のための環境に配慮する取り組みとして、排気ガスのSOxやNOx、CO2の排出規制がスタートしております。それに伴い、造船業界では、既存燃料である重油から、CO2排出量がより少ないLNG(-163℃の液化天然ガス)への燃料転換が計画され、LNG燃料船のタンク保冷の需要も高まっております。

試験用防熱施工タンク

断熱工事専門会社である同社は、新規分野であるLNG燃料船タンク保冷工法について、環境にやさしい次世代型発泡ガスを使用した硬質ウレタンフォームを使用して施工した保冷工法の確立に向けて開発を進めております。

従来、産業向けに使用されている硬質ウレタンフォームには、発泡ガスとしてオゾン層を破壊するフロンガス(HFC)が一般的に使用されておりました。現在、同社が開発を進めている保冷工法では、オゾン層を破壊しない次世代型発泡ガス(HFO)を使用した硬質ウレタンフォームを、業界に先駆け採用しております。なお、国内では2020年度より住宅向けHFCフロンガスの使用規制がスタートしており、今後、産業向けでもその使用が規制される予定です。

アスク・サンシンエンジニアリング株式会社は、断熱工事専門会社として、今後も低炭素社会の実現に向けて、環境に配慮した様々な断熱材料を使用した施工方法の開発を進めてまいります。

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